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〜浮雲〜《テニスの王子様》

第1章 〜人形のような少女〜



自宅に帰った越前リョーマは、父と軽く打ち合いをした後、ぼぅっと風呂に入っていた。

今日入部してきたマネージャー。

華奢過ぎ、小さ過ぎ、綺麗過ぎ。

西洋人形みたいな顔立ちしてるくせ、人形って言われるのは嫌がってたあいつ。

俺が中一の時より低い身長に、細い身体。

テニス世界王者とか言われても、いまいち信用しきれない。

けど…最後に見せたあいつの微笑が頭に焼き付いて離れない。

あいつの本当に笑った顔が見てみたい。

そんな事を思って。

リョーマはお湯に沈み込んだ。

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