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〜浮雲〜《テニスの王子様》
第2章 〜Rute 越前リョーマ〜
今日も練習試合以外の練習をこなして、部活終わり。
跡部先輩や幸村先輩がやたらリョーマに突っかかっていたのは置いておいて。
寮への帰り道。
「待ってよ、」
「あ、リョーマ」
「待っててくれたっていいじゃん」
「なんかお取り込み中かなって」
くすりと笑いながら、校庭を並んで歩く。
「あ、そうだ。飯、食いに行かない?俺の奢り」
「気にしなくていいのに」
「あれは別。ほら、行くよ」
急に方向転換して、手を取られる。
ほんと、強引。
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