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託された者たち
第3章 ☆さようなら、傷ついたアイツ☆
次の日、母と愛桜、紗桜でアイツを持って保健所に行った。
アイツは、嫌がっていたと思う。
でも、足を骨折した以上抵抗できない。
「────ではお願いします。」
母はそういうと、保健所を出た。
母と愛桜は何も言わなかったが、何も知らない紗桜だけははしゃいでいた。
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