第1章 01 プロローグ
━━1年後━━
あの日から1年がたった。
この1年は、結構大変だったなぁ~
学費を払うためにバイトをして、
学校行って、受験して、もう~!
大変すぎたよ・・・。
でも、やっと・・・というか、もう・・・
この日がやって来てしまった。
そう、卒業がね・・・
そして、今は、卒業式が終わって
憲吾と帰るところ♪
『憲吾ー!お待たせ☆』
「・・・お前、遅い。」
『ごめん(>_<)友達と喋ってたら、遅れた!』
「ハァ・・・まぁ、いいか。今日は、卒業式だったからな。」
『憲吾!ありがとう♪大好き♪』
「知ってる!笑」
そんな、たわいもない話をしていたら、
目の前に班田がいた。
『班田。なにしてんの?』
班「よぉ、蘭。んな、睨むなよ。」
班田が卒業式に来てるなんて、
てか学校に来てるなんてビックリして
班田を睨んでしまった。
そんなあたしをみた憲吾が、
班田から守るようにあたしを
自分の後ろに隠した。
「班田。何の用だよ。」
班「三船。」
「・・・なんだよ?」
班「お前、今日は?」
「今日?・・・あぁ、ごめん。無理だわ。」
班「はぁ?!」
「今日は、高校に用事があってな。」
班「高校?」
「あぁ。」
憲吾と班田が何を話してるか聞き取れない。
でも、憲吾が高校に用事があるってとこだけは!
聞き取れた。
「んじゃな、班田。蘭、行くぞ。」
『あっ、憲吾!待ってよ!』
憲吾は、歩いて行ってしまった。
あたしは、憲吾を追いかけた。
班「・・・高校に用事?フッ笑わせんなよ。
あいつ、まさか・・・!!許さね、」
班田は、去ったあたしたちを
気にくわない顔で見ていたこと
なんて知るよしもなかった。