第3章 03 第1話 後編
神部ちゃんに俺が呼んだら入ってこいって、言われたから呼ばれるまで廊下で待ってるんだけど。
早く呼んでよ!!神部ちゃん!!
「おまえらー!席に着け―!転入生を紹介する!」
「「「転入生?!」」」
「ああ。」
俺は、あいつと・・・蘭と中学の卒業以来会ってない。
て言っても、2か月前の話だけど。
俺らは、付き合ってた。…いや、今も付き合ってると思っている。
蘭は、まだそう思っていてくれてるだろうか?
そんなことを考えていたら、うっちーに話しかけられた。
あっ、うっちー(内山)はこの学校に入ってから仲良くなった奴。
「憲吾、転入生が来るらしいぜ。」
「あ?転入生?」
「ああ。なぁ、転入生って女子かな?」
「お前、ここ男子校だろ。女子が来るわけねぇだろ。」
「だよな~。」
「うっちー期待してんの?」
「そりゃそうだよ!男子校だが何かの事情で転入させられた…とかさ!あってもよくねぇか?」
「…(蘭が来てくれれば少しは、マシなのに…)」
「…おいっ!無視かよ!」
「…あ?ごめん、聞いてなかった。」
「憲吾…お前、酷い(泣)」
そんな話をしていたら、神部が転入生に声をかけた。
「おい、入ってこい。」
ガラッ
「「「・・・・・・」」」
「・・・え?」
『・・・は?』