第3章 03 第1話 後編
『理事長、ありがとうございました。』
「如月さん、あなたは同級生や友達を助けてくれたのね?ありがとう。」
『いいえ。』
「でもね・・・どんなことが起きても教師を殴ってはいけないわ。」
『はい。私は、処分を受けます。でも、先生?』
「なにかしら?」
『お願いです。この学校から榊先生のような教師を作らないでください。私は、この学校が好きだから・・・』
「如月さん・・・わかったわ。約束するわ。」
『ありがとうございます。・・・榊先生、もうこんなことはやめてください。先生を尊敬していた生徒も大勢
いたんですから・・・。』
「榊先生?免許剥奪までは、しません。貴方は、もう一度スタートラインから始めるのです。私の期待を今度こそ、裏切らないでくださいね?」
「!!・・・っ」
『先生、理事長、短い間でしたがありがとうございました。』
「ええ。如月さん、明日からは海王工業に行くのよ?今日は、友達と最後のここでの思い出を作るといいわ。」
『はい。それでは、失礼します。』
ガチャッ
「如月?」
『はい?』
「お父様にお会いになったときに、ありがとうございました。・・・とお伝えください(笑)」
『はい。会ったときは、伝えておきます。(笑)』
「お元気で(o^─^o)ニコッ」
『はい。理事長もお元気で(o^─^o)ニコッ失礼します。』
パタンッ
理事長室を後にした。