第3章 03 第1話 後編
「えぇ。海王工業よ。」
「でも、あそこは男子校じゃ?!」
『男子校・・・』
「えぇ。あそこの校長とは知り合いでね?貴方を特別転入という形で、許可をくれたの。」
「そうなんですか・・・」
『理事長、お話が変わりますが・・・榊先生の処分はないんでしょうか?』
「なっ!何をいってるんだ!」
「?どいうことかしら・・・如月さん」
『榊先生を殴ったのには、理由があるんです。』
「理由?なにかしら?」
『理事長は、ご存じでしたか?先生が、私の友達やクラスメイトだけではなく1学年ほとんど生徒に補習だと嘘を言って・・・数学準備室に連れ込み・・・セクハラをしていたんです!』
『(先生?先生だけこの学校に残るなんて・・・私が許さない!)』
「如月っ!」
「なんですって!?如月さん、それは本当なのですね?」
『はい、すべて本当の話です。』
「何をデタラメなことを!!証拠があるのか?!」
『そうおっしゃると思い、用意してます。これが、証拠の写真や被害者の証言のレコーダーです。』
『(これで、言い逃れは無理に決まってる。みんなを傷つけたこと、許さないんだから!!)』
「榊先生・・・」
「は、はい・・・」
「貴方は、優秀な教師だと伺っていたのに・・・」
「・・・っ」
「貴方には、失望しました。」
先生は、私を睨んできた。
『理事長、私だけ処分を下して榊先生には処分なしなんてことはないですよね?』
「・・・っ!」
「そうね。ここまで、証拠があるのですから。榊先生、如月さんが言ったことは本当なんですね?」
「・・・っ!」
「どうなんですか?・・・」
『処分は、どうなるんですか?』
「榊先生には、辞めていただきます。」
「!!理事長、どうしてですか!?」
「榊先生?これだけ証拠があるんですよ?うちの学校は、私立名門校なんですよ?その学校にセクハラ教師がいるなんて・・・教育委員会には、私が伝えておきます。」
「そんな・・・」
榊は、崩れ落ちた。