第3章 出会い
イザナside
(レンが帰った後…)
ふふ、面白い子だったな
…まさか、王子である私に怒るとは思ってなかったな
明日、が楽しみだ
カサッ…
そういえば手紙をまだ読んでいなかったな…
《イザナ殿下
この手紙を読んでいるということは、近衛兵団からの使者は参りましたね?
子供に行かせた無礼をお許しください。子供はレンといい、近衛兵団が拾った拾い子です。イザナ殿下と同じく、7歳ですがなかなかの腕です。……そのレンですが、色々不明な点が多いのです。
イザナ殿下にお願い申し上げます。おかしな話だとは我々も分かっていますが、どうかレンを宜しくお願いします。
イザナ殿下の為ならば我々近衛兵団はなんでも致すつもりでございます。この非礼どうかお許しください。
追伸〜イザナ殿下もたまには兵団へ遊びに来てください!
近衛兵団団長より 》