第3章 出会い
「杉崎姉妹、試合練習始めるわよー!」
刹那・星南「はい!」
刹那「すみません、行ってきます。」
夜「おー、がんばれー!」
女バレの主将に呼ばれてパタパタと二人は駆けていった。
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-菅原side-
菅「可愛い子達だったべなー。」
夜「だろー?スガくん、試合見てく?」
菅「見たい!」
女バレの監督に許可をもらって体育館の隅で夜久くんと試合練習を見ていた。
なんと言うか...きれい、だった。音駒は猫のようにレシーブをしなやかにする。でも、女バレはレシーブだけじゃない。全てがしなやかだ。特にレギュラーチーム。最初から最後まで流れるように繋がっている。天才がいるからだけじゃない。皆が足りないところを補っていて、パワーがないところはテクニックで補っている。
俺らは試合が終わるまで見とれていた。