第3章 出会い
刹那「私達は小一からバレーやってるんです。」
菅「へ~、ポジションは何だべ?」
星南「私はリベロで、お姉はセッターです。お姉は天才なんですよ!」
菅「天才?」
夜「せっちゃんは日本代表に選ばれたんだよね~。」
刹那「辞退しましたけどね。」
菅「え!?何でだべ?」
刹那「星南が居なかったからです。星南が居るから私は強くなれるんです。」
菅「へ~。」
星南「お姉はどのポジションもできるの。小学校ではリベロ、中学ではウイングスパイカー。私はどっちもミドルブロッカー...。」
刹那「星南だって凄いじゃない。MBとして囮もブロックでも活躍してた。今だってレシーブでチームの支えになってる。」
夜「そーそ。せいちゃんはせいちゃん。十分戦力になってるし、凄いよ!」
星南「うん、ありがとう。夜久先輩もありがとうございます。」
少し悔しそうで暗い顔をしていた星南は二人の言葉で笑顔になった。