第8章 赤葦とほろよい【裏】
「ぜんぶ入ったよ」
「うん…」
「ゆっくり動かすから、痛かったらすぐ言って」
けいくんが下からゆっくりと突き上げてくる。ナカがけいくんでいっぱい。
わたしの反応を見ながら、刺激する場所を変えてくる。
散々けいくんに焦らされたから、痛いわけもなくて。
だんだん、ピストンで突き上げてくるようになってきた。
「あ、っあん!あん!」
「いい声、 すいれん…」
「ちょ、ん…はぁ、ん…っあっあっ!」
「はぁ、… はぁ…」
「また、イキそう……ごめん、けいく…あっあっ…」
「…いいよ、イって…っ見せて……?」
「ダメ、んん、はぁ…あっ 、あっ あ〜〜っ!」
ちかちかする快感を、全身で感じた。けいくんも、すこし経ってから、透明なゴム越しで果てていた。
そのあと、ふたりで おふろにはいった。
/
「おふろ いつわいた?」
「タイツ脱がしたときかな」
「ええ、教えてよ!」
「もっと、もっと、って顔してたじゃん」
「ううううーっ」
「おさけは?」
「もうぬけちゃった」
「あーあ」
「?」
「(甘えたで かわいかったのに)」
「なにーー?」
「なんでもない」