第3章 EPISODE Ⅰ
約束される運命はこの世のどこにもない
燃やされ、沈められて終わり
探すことすら無駄
ない答えを見つけようと必死になって
目を放した隙に何かを失くす
掴めない光を求めて泣いて
いくら手を伸ばしても這い出ることのできない檻
助けて、と誰にタノメル?
叶うわけもない小さな望み
一体誰がキイテクレル?
その願いと想いは届く前に書き換えられる
残酷なサダメに逆らえない
心に刻まれた深い刻印が何かを奪う
それはナニ?
何を失くして何を手に入れたのかさえハッキリしない
憐れで哀しい私を見ていてくれる人はどこにもいない
孤独の檻に囚われて
見失ったのは自由だった___