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(R18) お嫁さんになりたい!(HQ)

第1章 お嫁さんになりたい!



「ひ、んっ……先輩、なに、して」

 先輩は腰を休めることなく、俺自身にも刺激を与えはじめた。

 後ろが痛すぎて萎えてたそれ。半分ほどの大きさになった陰茎を、赤葦先輩の手が再び扱きだす。

 痛みと、快感と。
 相反する要素が混ざり合って、もう、ワケ分かんねえ。


「や、やあっ……ん、は、あっ」

「ヨクなってきちゃった? ねえ、櫻田、男に嬲られてイッちゃうの? 女みたいに喘いでさ……お前のこんな姿見たら、木兎さん、どう思うかな」

「……っ! や、バラさな、で」


 どうしようかなあ。

 わざとらしく悩んでみせて、彼は、またひとつ。冷たい笑みを顔面に貼りつけて嗤うのだ。

 突き上げられる。注がれる。
 今までのどんな挿入よりも深く自身を埋めこんで、先輩は我欲を吐きだした。

 男なら誰しもが見知った白濁。

 本来、注がれるべきではない熱で、筒内が満たされる。屈辱的で淫らな、初めての経験。


「黙っといてあげてもいいよ」


 彼は嗤う。唇だけを歪ませて。

 そして、──言うのだ。


「俺のペットになるなら、ね」










 俺、もう、お嫁にいけない。












お嫁さんになりたい!【了】
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