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(R18) お嫁さんになりたい!(HQ)

第1章 お嫁さんになりたい!



 壁と赤葦先輩に挟まれたまま。

 先輩の手が上半身を滑りおちた。
 そのままジャージのズボンに辿り着いて、結んでいた腰紐を解かれる。


「ちょ、っと、待」

「本当なら殴り殺したい」

「…………っ?」


 動きを止めて先輩を見上げた。

 だって今、殺したい、って。

 忙しく上下する胸。駆け足をする心臓。早鐘のような脈拍がゆっくりになるのを待って、それから、俺は改めて問いたげな顔をしてみせる。

 眼前に浮かぶ赤葦先輩の唇。
 妖しく笑って、言葉を紡ぐ。


「でもそれは出来ないから。だから、ぐちゃぐちゃに犯してあげる……二度と、木兎さんに近付けないように」


 全てを言い終えて、刹那。

 先輩は、俺のジャージをパンツごとズリ下げた。熱を帯びた陰茎が外に躍りでて、上向きにそそり立つ。

 淡く色付いた亀頭は腫れ、短い割目からは透明の液。ひどく淫猥で、いやらしい、肉欲の塊だ。

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