第3章 ストーカーではありません追尾です!
一方通行は逃げ去ろうとしたがそうはいかず、こちらを向いて何度も呼んで手招きするルナ…
や・め・ろ!! 周りが見てるじゃねェか!!?
一方通行はツカツカとルナの元に歩み寄った
『あっカッコいい人! どうやらイチゴクレープとバナナクレープの二つが人気のようなので二つ買いました! どちらがいいですか?』
「来い!!」
『あぁ!! 落ちる落ちる…!』
一方通行は両手にクレープを持っているルナの腕を掴んでその場から連れ去った
その時盛り上がるような声が聞こえたような気がしたが聞こえないフリをしといた
ーー。
『カッコいい人~?』
あの場所から逃げ出せたのはいいが、まだ一方通行の後をルナがついてく
「…何なんですかァ? ストーカーですかルナチャンよォ?」
『また私をちゃん付けで…//!!』
「前の方をスルーすんじャねェよ!!」
『ぎゃっ!!』
ルナは一方通行に脳天チョップをくらったせいで持っていたクレープを落としてしまった
『あぁ!! クレープがぁ…!』
「ハッ、ちゃんと持ってねェお前が悪リィ」