第3章 ストーカーではありません追尾です!
「ったく…。 蹴りくらうなら助けようとしなければよかったぜ…」
『私を助けてくれて感謝しますっ!! カッコいい人!!vV』
「………何でここに居んだよ、ルナチャンよう…」
『ちゃっちゃん!!? 私の事をもうそんな風に呼ぶ関係に…//!』
「黙ってろ」
『ぎゃっ!!?』
一方通行はぴょんぴょん跳ねて喜ぶルナに脳天チョップをくらわせた
『いっ痛いです…(泣)』
「またくらいたくなかったら帰りやがれ」
『なら我慢します!vV』
そう言ってついてくるのをやめない様子のルナ
「意外なとこからの贈り物って、空から……いや、考えたくねェな…」
『どうしました? カッコいい人?』
「その呼び方どうにかしやがれ、鳥女」
『私の名前はルナです! 忘れちゃいました?』
こてんっと首を傾げるルナ
「…ガキが、帰って寝てr『あぁ!!!! クレープだぁ!!!!vV』オイ!!」
トラックで販売しているクレープ屋を見つけてルナはタァーッと走って行った
(まぁいい…、今のうちに…)
『カッコいい人カッコいい人!! どれがいいですか!!?』