第7章 嫌な予感は当たる可能性が高い!!?
=ガバッ!!=
眠りから覚めた一方通行は飛び起きた
(…やっぱり夢だったか…)
額に滲んでいた汗を拭い、一方通行ははぁっと一息ついた
フッと時計を見れば夕方…。 ルナがもう帰って来ている時間
【一方通行さんっ…!!】
夢の中で、知らぬ男と共に暗闇の中へ消えるルナの姿を思い出す
「クソがッ…!!!!」
小さく舌打ちをして、一方通行は外へと飛び出して行った
ーー…。
「何処に居やがるンだあの馬鹿女…!! …そういや、あのクレープ売ってる車の近くの公園…」
学校の帰り道によく寄るとルナが言っていたのを思い出した一方通行
「ーーー…居た…」