第7章 嫌な予感は当たる可能性が高い!!?
「もし俺に見せつける為だけにこの男を好きになっただなンて言ったつもりだったらやめやがれ!!!!」
『ぅ…、だって一方通行さんは私の事なんて嫌いっ…!!』
「誰がいつンな事を言った!!? 嫌いだなンて言ったんだよ!!?」
ルナは驚いて目を見開く
「…勘違いすンなよ。 俺はお前が嫌いじャねェが、好きってわけでもねェからな」
『はいっ…、一方通行さんっ…!』
頷いてルナは嬉しそうに微笑んだ
嗚呼…
夢の中でもお前はそうやって微笑みかけてくれるンだな…
「そんなのっ…!! 俺が許さないぞっ!!!!」
ガバッと知らぬ男がルナを奪って抱き上げた
周りが白から黒い空間に変わり始める
『一方通行さんっ…!!!!』
「待ちやがれ!!!!」
暗闇に消えるルナに一方通行は手を伸ばす…