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とある空の恋の話 *とある魔術*

第6章 一緒に空を飛ぶのはなんだかロマンチックな気がする!!?



学校にて…



「ああぁああああ!!!!」
教室で突然、当麻が叫び出した

「どうしたん? かみやん」
「財布でも落としたのかい?」

そんな当麻の元に土御門と青髪ピアスが集まった


『当麻さん、何を騒いでるのですか?』
そしてルナも

「いや実は…、ある券を持ってたんだけど無くしちまったみたいで…」
そう言って当麻は机にうつ伏せでうなだれた

「どんな券?」
「そうだにゃー、気になるぜぃ♪」

『もしかして映画の券とかですか?』
「いや、実はルナにあげようと思ってた券だったんだが…」

当麻は照れくさそうに後頭部を軽く掻く

「何!!? ルナちゃんに抜け駆けで!!?」
「ズルいぜぃかみやん!!」

青髪ピアスと土御門はブーブーッ怒る

『それで、一体何の券…?』
「ホラ…、駅前に最近出来たスイーツ店があるだろ? そこの無料券だったんだけどよ…」

『え? それなら私が拾いましたよ?』
「「「え?;」」」

ゴソゴソと鞄の中を漁って券を取り出したルナ

『これですか?』
「そうそうコレ!!!!」

ルナが差し出す券を見て、当麻はパァッと明るくなった

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