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やっぱり...

第1章 新しい恋


午後3時
図書館の中の待ち合わせていた本棚に向かった。
多田くん(...って言っていいのかな?)はもう来ていた。
「お待たせしましたっ」
「あ、全然待ってないですよ。だいじょぶです。...じゃあ、行きましょうか。」
誘われたのは映画だった。
「はい」
「...あの、えっと...その」
気まずさを取り払うには今しかない!
「「敬語じゃなくていい?」」
...やば。ハモって余計に気まずい。
しばらくの沈黙。これ、あたしが返事したほうがいいの?
すると、
「俺が答えてもいい?」
「あ、どうぞ」
よかった~
「俺はOK!気にしないで」
「あたしも気にしないでください!」
「じゃあ、よろしく。」
「うん。よろしく。」
なんだかいい人そう!
よくわかんないけど。
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