第3章 泥棒と戦う??
固まっていた辰巳が「猫!!猫!!しかも緑の猫!!」と叫んだ。
するとリリアは「舐めてもらっては困る!!これでも龍だ!!」と言った。それを聞いた泥棒は「こんな猫が龍??嘘だ〜〜〜!」と言った。泥棒達は、リリアに立ち向かっていくのであった。
だが、リリアの前には龍(猫の姿)がいるのである。するとその時、その猫が急に走り出したのだ。その瞬間、物凄い、竜巻が起きました。そして泥棒達はその竜巻に巻き込まれました。そして、リリアは「だから、舐めてかかるとやばいぞと言ったのに〜」と言った。それを見た辰巳は「.......え?やば、強よ!!」と目が点になった。
リリアは龍に「もう辞めていいよ下ろしてあげて」と優しい口調で言いました。するとみるみるうちに竜巻は消えました。そして泥棒達はゆっくり下ろされてきました。
「よし!解決だ!」と辰巳が言いました。しかし、リリアは何故か考え込んでいるのです。「んー、んー、あ!!龍石がない!!」と大きな声で叫びました。それを聞いた辰巳は「うぁ〜!びっくりした〜!なんだよ!!」とリリアに尋ねるのであった。
「龍石だ!!あれがないと.......とんでもない事に.......なるかも」とリリアが言った。
「とんでもない事に.......なるかも?てなんだよ」と辰巳が言った。
「んー、あの商人は確実に持っているから、龍石が.......無くなっているとまずいな〜〜!」とリリアがあでもないこうでもないと考え込んでいると、泥棒達がこんなことを言ったのだ。「そう言えば龍石を持っていたのはカシラだったよな?」と言った。
「そのかしらは、どこに行ったの?」リリアが少し焦りながら聞いた。すると「あそこの洞窟」と泥棒が言いました。するとリリアが「ほんとね!!あの洞窟ね!!やばい事になった!!!」とリリアが叫んだ。
辰巳は「何がやばいのかとか説明してる暇はないのか?」とリリアに尋ねるのであった。だが「そんな暇無い、ここからは私だけで行くからその人達を」と言ってる最中に辰巳は「嫌だね!!リリアを1人で行かせる気は無い!!!!」と大きな声で言いました。
それを聞いたリリアは「ダメよ!!!着いてこないで!!!」辰巳に言いました。1歩もひかない両者、そして、話し合いの結果辰巳は洞窟に行くことになりました。
危険な旅がまた始まるのであった。