第1章 誕生日の彼
今日は私の彼氏の誕生日
この日のために結構前から準備してきた
いつもより、早く起きて家を出た
今は朝練前
「飛雄くん!おはよ」
飛雄
「うっす!」
いつもながらに来るの早いなぁ
「あのね!「おっ、今日も朝から頑張ってんな!」っ菅原先輩!」
菅原
「俺だけじゃなくて……」
澤村
「おはよう、。」
東峰
「おはよう。」
「おはようございます。」
わわっ、3年生が全員来てる…
清水
「おはよ、ちゃん。」
「おはようございます!」
潔子先輩以外の先輩は飛雄くんのところへ
菅原
「影山、今日誕生日だろ?誕生日おめでと!」
あぁ…、先に言われちゃった
影山
「…そういえば、そうでした。あざっス‼︎」
その後、みんな混ざって飛雄くんの誕生日を祝ってる
遠くからその様子を見ている私と潔子先輩
清水
「…先、こされちゃったね。」
「はい…」
ちょっとショックかも…
せっかく、一番に言いたくて早く起きたのに…
3年生の先輩達は朝練に混ざっていった
飛雄くん楽しそうだから、いいかな…
いつも以上に力が入ってる
先輩達が来てくれたおかげなのかな?
そして、澤村先輩の挨拶で朝練は終わった
菅原
「、ちょっといい?」
菅原先輩に呼ばれ、私は駆け寄った
周りには3年生の先輩方が勢ぞろい
「はい、何でしょう。」
菅原
「影山の誕生日、もう祝ってやった?」
…それ聞きます?
「…まだ、です。」
澤村
「これだな。」
「?」
菅原
「早く言ってやれよ!彼女なんだし!」
「?……はい。」
澤村
「は相変わらず鈍いな。」
鈍いって言われちゃった