第2章 それから
目が覚めたら、隣に飛雄がいた
というか、私の胸に顔を埋め、抱きついて寝ていた
なんで?
「飛雄、飛雄。起きて、朝だから」
影山
「んーん、」
寝起き悪かったっけ?
「寝てる姿、可愛い♪」
頭を撫でたり、ほっぺをつついたりする
影山
「おい、起きられねぇだろ…」
「おはよ、飛雄。昨日はごめんね?最後まで祝えなくて。」
影山
「……まだ、1番欲しいもん貰えてないんスっけど……」
「?何が欲しいの?」
影山
「……の全部。とセックスがしたい」
へ?
影山
「ちょっ、なんで布団に隠れんだよ!」
「いや、一旦落ち着こうよ。ね?私たち、結婚してないんだよ⁉︎未成年だよ⁉︎……その、………」
影山
「別に俺が責任とるから、気にする必要ねぇんだけど。」
「そういう問題じゃなくて…」
影山
「じゃ、どういう問題?」
「そ、そういうのは結婚するまでしないって決めてるの‼︎だ、だから…結婚するまで、待ってて…?」
何言っちゃってるんだろ⁉︎
もう恥ずかしさのあまり死にそう…
影山
「……じゃ、待っとけ。俺が18なるまで。」
「んっ」
飛雄と触れるだけのキスをした
誕生日おめでとう、飛雄
〜終〜