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【イケメン王宮】*Lovers*

第1章 いとしい人(アラン)


ここはどこだろう
キョロキョロと見回すとあたりは真っ暗だった

何?ここ…


ふと前を見ると見慣れた甲冑姿の青年が立っていた

後ろ姿でわかる
私の大好きな人…

「アラン!」


アランはこちらを向くと私に気付いたはずなのに目を背け歩き始めた
呼び掛けるのにアランはどんどん離れていく

「待って!アラン待ってよ!」

走っておいかけようとするのに
追い付けないどころか距離は開くばかり

「アラン!」

必死に叫ぶのに声は届かない

アラン待って!
嫌だ!
置いて行かないで!



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