第6章 月と混浴
「~~♪」
軽く鼻歌を歌いながら頭を洗う。
とても広い風呂をこうして独占できるのは気持ちが良いし、気遣わないで済むのが利点だ。
まあ、大人数で一緒に……否、誰かと一緒に風呂に入ってみたいものである。
「俺がいるぞ?」
「それはよかったです……って、ええ!?」
湯船の方から声が聞こえ、髪を結いながら振り返る。
そこには三日月がいた。
「独り言にしては声が大きくなかったか?」
「ふああ……」
間抜けな声をだしながら、赤くなった顔を両手で隠す。
聴かれてた……鼻歌も。
恥ずかしくて折れてしまいそうだ。
「一緒に入ろうではないか」
体も洗ってあるし、入るべきだろう。
は細長いタオルで体を隠しながらちゃぷん、と湯船に入る。
かなり離れたところに入ったのが不満なのか、三日月はこいこいと手招きした。
しぶしぶと寄ってくるを引き寄せ、膝の上にのせる。
「!?」
「こうすれば見えないだろう?」
確かに見えないが、人肌が触れあってすべすべする。
「そう……ですね」
は納得はしなかったが、大人しくする。
少しでも動けば、タオルに隠されたソレがお尻に当たるからだ。
_十分ほどこうしていたが、どんどん熱くなってくる。
三日月は平気そうな表情。 さすがおじいちゃんと言ったところか。
ペロッ。
「ひゃあっ!」
いきなりうなじを舐められ、は飛び跳ねる。
それと同時に、お湯がちゃぽんっと揺れた。
いつも髪を下していることで隠していたうなじが丸見え、しかも濡れている。
理性が持つわけがない。
「ああ、ああっ……ああ……」
ぺろぺろとなめていくと同時に、の膣内から愛液が分泌されていく。
そのせいで体が滑ってしまい、思いっきり三日月に当たってしまった。
「!?」
固くそそりたってしまったソレ。
が青い顔で冷や汗をかきながら振り返ると、三日月がにっこりと笑っていた。
「俺にも、主や一期や鶴丸にやったようにしてくれ」
耳元で囁かれ、は戸惑いを覚えた。