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【おそ松さん】6つの愛を受け入れて

第3章 お世話係になりました?




私の名前は赤坂まり。

どこにでもいる…と思われる
普通の女子高生。

そんな私は今
リビングにいます。

目の前にはシングルマザーの
お母さんがイスに座っている。

どうしてこうなったのか…

理由は良くわからないけど
お母さんいわく 大事な話が
あるらしい。


『……ねぇお母さん』


「なーに?」


『いやいやいや。なーに?じゃなくて こっちがなーに?だよ!大事な話って?』


呼び出されてから
かれこれ20分は経ってる。

せっかくいれたジュースが
ぬるくなっちゃった…

お母さんは無駄に長い深呼吸を
数回すると ようやく話を始めた。


「……実は母さんね」


『うん』


「お仕事の都合で……」


『うん』


「海外に住むことになりました!」


『うん……ん?海外に?え?は?え?』


お母さんが海外に!?
絶対に無理でしょ!

だってお母さん英語で
挨拶も出来ないんだよ!?

バカなのに行けるわけない!
ぜーったいに無理!!


『そ…それって決定事項なの?』


「イエス!」


『お母さん 今からでも遅くない。断ろう?そのお仕事。絶対に無理だよ!だってお母さんバカだもん!』



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