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七色の雫 短編

第1章 貸し借り無し R18



冷たくは無いだろうか。俺の右腕の機械鎧。
ビーネの肩を捕まえ後ろに座る俺へ身体を預けさせる。
細い肩、垂れる金髪、男なのに少しくびれている腰、きゃしゃな体に浮かび上がるモノ。

「うぅ…エドっ」

吐息交じりに俺の名前を呼ぶ声に、俺のモノがぐんと熱を増す。
知らず知らずのうちに俺は腰を動かし、奴の背に俺のモノを擦りつけていた。

「はな…してぇ。」
「無理だ。」
「や……ん」
「イイ声だな。」

男のくせに高い声だして。
左手は奴をいじめる事で忙しい。
暗闇に目が慣れて、奴のモノの先から水とは違うモノが見える。
滑る左手の感覚も熱い。

「イっ…いく…ぅ」
「いいぜ、イっちまえ。ほら。」
「はぅっ」

ぐっ。っと太さと堅さを増す、奴のモノ。
すぐイくだろう。

「あっ、エド!エドっ、うっあ!」

ビクンビクン!と腰を浮かせ、白い液体を吐き出す。
思っているよりも多く吐き出された白濁にちょっと意外だと思う。

「ご無沙汰?」
「っるせぇ。」

放心して脱力して俺にもたれかかるビーネは息荒く、潤んだ目で俺を睨みつけてくる。
そして、自分の背に当たる熱いモノに気が付き、また眉を寄せる。

「てめぇ……人の見ておっ立ててんじゃねぇよ。」
「お前が悪い。可愛いんだよ。」

ずるりとこちらを向いたビーネ。
口の端を釣り上げ、悪だくみをするような顔。
何をするつもりか。と見つめていれば徐々に下がっていく顔。
その顔はやがて俺の腹の下に向かい、急に俺のモノが窮屈になった。
くわえた?!

「ばか!よせ!」
「よふかよ。」
「しゃべっんな!」

ジュポ。と水の音とは違う粘り気のありそうな水音。
上下する奴の頭を見て、俺のモノがさらに硬度を増す。
さっきイったばかりなのに。

「ぐっ…!」
「ふぁまんふんな。」
「…ぅん!」

もごもごと喋られると、エロく感じるビーネの声。
動く舌が先を掠り、その度に腰が動く。
我慢できず両手でビーネの肩を強く掴んでしまう。

「イけよ。」

突然モノから離れた口は、俺の耳元でそう囁いた。
熱を持った低い声。聞いた事のないようなエロい声に、触れられもせず俺はもう一度イった。
奴の腹を再度汚す羽目になるが、もう、止まらなかった。



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