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Forbidden love

第8章 困惑



ーーールキ!

微かに聞こえる自分を呼ぶ懐かしい声....

彼女はいつも笑顔で俺の前に現れた

後ろには彼女によく似た女性が立っており、お父様と親しげに話を交わしている



ーーーーねぇ、ルキ

無邪気に俺の腕を引っ張る彼女の頭を

俺は少し撫でてやる

すると、彼女は幸せそうに微笑む


いつものように彼女は俺に抱きつき

「だいすき」と告げて屋敷の外へ走る


俺はいつもその幼くも大きな背中に救われていた

家族が居て、彼女が居る


明るく幸せに日々は流れていた


そう、あの日まではーーーーーー
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