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第3章 守護神とエース


次の日、またしても、日向に付き合って、今度は何故か私までも旭さんの説得に来ていた。3年の教室に。ただし、廊下。
日向が、スパイクを決めた時の感触を旭さんに力説する。そんな中、飛雄がバレーは1人でやる物じゃないと言い切ったのが嬉しく感じた。
『私も・・・彼らの言う通りだと思います』
「えっ・・・?」
『ブロックに止められて、自信失くしたのは、わかります。でも!貴方だけが諦めて終われるような問題ですか?!失ったなら、取り戻せばいいじゃないですか?倍以上の力を!』
「果穂~!遅刻すっぞ!」
『ほーい!失礼します!』
私は頭を下げて、トビオちゃんの後を追って教室に戻った。この後、旭さんがどんな決断を下すのか?今はまだ・・・わからない。
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