第4章 1on1のはずが・・・?
ラスト1戦が始まり、数分間の睨み合いが続いた。
晴樹
「さっさと終わらせてやる」
火神
「させねーよ…全敗とかヤダかんな」
晴樹
「昨日と同じ結果になるようにしてやんよ…」
火神
「そんなあせんなよ…
こんな楽しいこと簡単に終わらせてたまるかよ」
晴樹
「そーかよっ‼」
俺は今までより、低くドライブする。
火神
「んなっっ!!!」
急に低くなった俺についてくるが、少し反応に遅れる。
俺は3Pシュートのフェイク、本命のダンクと先ほどと同じ攻めを展開した……
ようにみせた。