第2章 キャバ嬢と用心棒
おそ松「はぁ〜、これだから童貞は…。よし、この機会にお前も女慣れしよーぜ!!ねぇねぇ、こいつでも話し易いような人っている?」
チョロ松「ちょっ、何勝手な事言ってんだよ!?てゆーか、自分も童貞だろーが!!」
溜め息を吐いて隣のキャバ嬢におそ松が尋ねる。
チョロ松がツッコミを入れるが、フルシカトだ。
キャバ嬢1「それなら丁度良い娘がいるわよ♪あ、牡丹ちゃ〜ん!こっち来て〜!!」
そうだと胸の前で手を叩くと、別の席でお客の相手をしてるキャバ嬢に声を掛ける。
牡丹『ハイヨー今行くー!!お呼ばれされちゃったから行ってくるね♪またあとで来るから〜♪』
客「お、行ってらっしゃい♪またあとでな〜♪」
お客へにこやかに手を振ると此方へパタパタと走ってくる牡丹と呼ばれたキャバ嬢。
近くで見るとかなり美人でスタイルも抜群、そして他のキャバ嬢とはどこか違う雰囲気を纏う彼女。
おそ松「(うわっ、スッゲー美人!!スタイル抜群だし!!)」
チョロ松「(はわわわわ////め、女神…////!!)」
おそ松とチョロ松は暫く彼女に目が釘付けになった。
牡丹『どーも、こんばんわ!牡丹と申しまーす!!』
キャバ嬢1「牡丹ちゃん、こちらのお兄さん女性に慣れてないそうでね〜、牡丹ちゃんなら慣らすのに丁度良いかと思って…」
牡丹『なるほど。そーゆー事ならアタシの出番だね♪そんじゃこちらのお兄さん達はアタシがお相手するから、二人はあっちの席お願いしていい?お客さん置いてきちゃったから』
キャバ嬢2「りょーかい!じゃあ此処は任せたわよ」
キャバ嬢1「お二人共、ごゆっくりどうぞ♪」
そう言うと二人の隣に座っていたキャバ嬢は席を立ち、彼女…牡丹と入れ替わる。
牡丹『間、座ってもイイ?』
二人の前に立つ牡丹が笑顔で尋ねる。
おそ松「モチロン!座って座って♪」
チョロ松「は、はい////!どうぞ////」
おそ松と顔を真っ赤にさせたチョロ松はアタフタしながらスペースを空ける。
牡丹『お兄さん達見た事ない人だね〜。この店初めて?』
二人の間に腰掛けた牡丹が尋ねる。
おそ松「うん、そうなんだ〜♪でもこんな美人がいるならもっと早く来れば良かったな〜♪」
チョロ松「(だらしない顔して…恥ずかしいなぁ…////)」