【イケ学】*sweet time*【恋色デイズ】
第3章 【イケ学】手を繋いで【亮二】
じーっ
晃の手を見つめるヒロイン
「…どうしたのヒロインちゃん?」
「いや…晃の手って指長くて綺麗だ なぁって思って」
「そういうヒロインちゃんの手は小さい よね~」
晃に手をつかまれる。…と、晃は私の手にに指を絡めながら
「ヒロインちゃんの手は小さくてかわい …」
どかっっっっっっ
大きな音にびっくりして振り向くとそ こには不機嫌な顔をした亮。
「ど…どうしたの?!亮?」
亮の手には鞄。
「帰る」
「えっ?!!帰るってこれから化学の授業…」
「うるせーな!!!」
ガラガラッビシャンッ
荒っぽくドアをしめて亮は去った。
なっ…なんなの?!
「あ~らら…ヤキモチやかれちゃった みたいだね」
えっ? ヤキモチ?!
そんなまさかね…