【イケ学】*sweet time*【恋色デイズ】
第6章 【恋色デイズ】だいすきなキミ【春樹】
あぁ…
ヒロインってなんでこんなにかわいいんだろう…
感情がすぐ表情に出るからいつもいろんな表情を見せて。
笑顔がかわいいのはもちろん怒ってる顔すらもかわいくてたまらない。
ヒロインのもっといろんな表情を見てみ たいな。
イチゴやりっちゃん達には見せないような乱れた表情も………
ヒロインのすべてを見たい…
もっとヒロインを知りたい…
…もっと触れたい…
「…あのさ…ハルくん…」
ヒロインのペンの動きが止まる。
うわ…
もしかしてヒロインを見てよからぬことを考えてることがバレた?!
「ど…どうしたの?」
…うわわ…しまった!
慌てて声が上擦っちゃったし!!
俺怪し過ぎ!
「…ハルくんはほんと自慢の彼氏だよ。 勉強も出来て…いつもみんなから頼りにされてて…。」
え…?
「だから…私もハルくんに少しでも近づけるようにがんばるから…
追いていかないでね?」
なんて困ったような顔しながら言われたから…………
思わずヒロインを抱きしめた。