【イケ学】*sweet time*【恋色デイズ】
第6章 【恋色デイズ】だいすきなキミ【春樹】
もっと触れたい 近付きたい
かわいいかわいい俺だけのヒロイン
「……ハ…く……ん…
ハルくん!!」
「え…?!あ…なに?」
「ここがわからないんだけど」
「ああ。ここはね…」
あぁ…ついヒロインに見とれてたなんて 言えない。
わからないところがあるから勉強教え てくれって頼まれてヒロインと俺の部屋で勉強してる最中なのに。
「…ってなるわけ。わかった?」
「うーん…」
問題集を睨みつけながら必死に問題を解くヒロイン。
ふふふ。
眉間にシワがよってるよ?
しかめっつらもかわいいけど…
「…こうなって…こうなって…………」
「うんうん」
「この公式使って………あ?!…解け たぁ!!!」
ぱぁっと笑顔になるヒロイン
「さすがハルくん!先生の説明よりわ りやすい!ありがとうハルくん!!」
にっこり笑顔で俺にほほえむ。
うわ…その顔かわいすぎ……………
「…じゃあ次はこれを解いてみるといい よ。
今度は自分で解いてみてごらん」
平静を装ってそう言ってみるけど絶対俺今顔赤いんだろうな…
でもヒロインはそんな俺に気付かずに
「よし!がんばってみる」
なんて言いながらまた問題集とにらめっこをはじめてる