第5章 ☆徳川家康☆ ~やきもち~ /完結
―フッ
何故か笑いが込み上げる。
綾の唇を親指でなぞりこの口から俺以外の名を発したお仕置きをしてやりたくなった。
ちゅっと静かに口づける。
―ふふふっ。 ん…やだ…
誰を想って笑っている?
もう…止まらない。
口づけは、次第に深くなり俺は頭をしっかり固定して僅かな呼吸しか出来ないくらい夢中で貪る。
片手で、素早く帯をほどきその白くて絹のような肌を薄明かりに晒す。
抱き抱える手は、後ろから既にぷっくりとさせている双方の片方の蕾を揉みしだく。
―今さら、驚いても もう遅い
自分のされように驚いているのがわかり一瞬目を大きく開いた綾だったがその愛撫が俺からだと分かって安心したのか深く深く侵入している俺の舌を絡め一生懸命応えてきた。
『ぴちゃ、、い、えやす…?
どうした、ん、、の…?』
だが、俺は応えない。
空いてる手は、ツーっと脇腹をさすり既に潤っている蜜壺の付近へ。
俺は、ふとあるものが目に入った。