第4章 月日は過ぎて文化祭
そして次はチョロ兄の番。正直一番気が重い。なーんで実の妹に好きなアイドルのコスプレなんぞさせるかね。
チョ「うっひょぉぉぉ!!やっぱり俺の目に間違いなかったぜ!!」
『……………えーこれで歩くの?』
全身チョロ兄のコレクションのにゃーちゃんなりきりセットというので身を包む。
チョ「あや子お前やっぱりいいよ! そっちの道真面目に考えてみないか!俺マネージャーとして頑張って支えるから!!」
『遠慮しときまーす。私自分の顔に全く自信ないんで。それでどこ行くの?チョロ松』
チョ「えっ!? あっ!?そ、そうだな…………お、おなか空かない?」
………さっきおそ兄とソフトクリーム食べたの見てたでしょ。それに何でそんなに挙動不審なのさ。
『そうだね。じゃあ、何か食べよっか』
──────
おそ「うわー、DTデートへ行くだな」
トド「あれはないわー。カラ松兄さん以上にないわー。」
十「ワンアウトー!」
一「……」
おそ「一松、お前はアリだろあれ。」
一「…別に」
十「あ!そっか!猫だもんね!」
一「…十四松うるさい」
おそ「しっかし……猫耳プレイもいいな」
トド「あや子、基本的に何でも似合うよねぇー。本人自覚なしだけど」