第2章 高校生になりました
『ん!そうそう!帰りトト子ちゃんにあったんだ。でね…』
おそ「トト子ちゃんだとおおお!?」
『うん。でね……』
チョロ「なにそれなにそれ!?羨ましすぎんだろ!?」
盛り上がるお兄さんたち。………ほらねトト子ちゃん、お世辞なんかじゃなかったでしょ?
『うん!でね!体育祭に来て欲しいんだって!ほら、トト子ちゃんチア部に入ったでしょ?』
おそ「チア部!?トト子ちゃんがチア部!?絶対可愛んだろーなー」
『…………ん?これ来週だよ。あれ?明日から練習始まるって言ってなかったっけトト子ちゃん。んー………まっいっか!!』
おそ「ん!?ってことはほかの女子とお近づきになるチャンス!?よっしゃぁぁぁ!!!」
十「……あ……この日行けないや」
ショボンとする十四松兄さん。どうやら野球部の練習があるらしい。
………ん?十兄なんだか元気ない?一兄はけっこう元気ないことは頻繁にあるけど、十兄が元気ないことは珍しい。野球部でなんかあったのかな?