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六つ子+溺愛妹

第4章 月日は過ぎて文化祭


『一松一松!やばいよこれ!可愛い!!』

一「…こんなのが好きなわけ?」

『いいじゃん。ゆるキャラって今有名だよ。』

一「…そんな訳分からないものに県や市を代表させるとか無いよねぇー」

『まーたそんなひねくれた事言って。』

どうしてこうなっちゃったのかねぇー。昔はあんなにも可愛……………いや、元からこうだったような気も………。

私が昔に思いを馳せていると、さっきからこちらを見ていた可愛い女子2人組が近づいてきた。その手には携帯が。

「あ、あの……すみません。一緒に写真を………ビクッ」

一「………」

一兄!?何でそんなに攻撃的なのよ!いやそりゃあ、まぁ。さっきから隠し撮りをされては苛立つ気持ちも分からないではないけどさ!

『………い、一松。いいじゃん。そのくらいのファンサービス』

あんまりだったので、耳元でそっと言うが……

一「…ファン?何それ。こんなクズでゴミのファンなんているわけないでしょ。それとも何?貴重な時間をここで潰せと?金は払ってんのに?それは詐欺なんじゃあないんですかね?」

『す、すみませんでした。』

一兄が怖い怖いこーわーいいいいいい!!

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