第18章 誓いの言葉
『下着、びしょ濡れ。どうする?』
『…脱がせて。』
『じゃ、脚伸ばして、広げて。』
…恥ずかしい命令に、
下着はますます濡れる。
そして、魔法がかかったように、
言われた通りの恥ずかしい格好を
してしまう私。
するりと脱がせた下着をポイ、と投げ、
中途半端にひらいた私の脚を
グイ、と広げる。
どうしようもなく疼くソコを眺めながら
『浴衣って、いいね。
こんな格好、見れるって、最高だ。』
と微笑む京治さんは…
悪い王子様の顔をしてる。
白い羽じゃなくて、
黒い羽の、王子様。
でも、どっちでもいい、京治さんなら。
天国でも地獄でも、
一緒にイケるなら、どっちでもいい。
黒い王子さまは、
さらに意地悪な質問をしてくる。
『指でかき回されるのと、
舌でなめ回されるの、どっちがいい?』
…頭のなかで、ハレーションが光る。
チカチカ、キラキラ、ピカピカ…
もう、なんでもいい。
『わかんない…京治さんが決めて…』
『選べない?欲張りだね。
じゃあ、欲張り小春には、
両方いっぺんにあげるから。
どっちが好きか、よーく感じてみて。』
座ったままの私の両脚を
Mの形に開かせて
まずは、クチュ…と指を沈められる。
一本、二本…
じっとその指を見つめている
京治さんの表情が
あまりにも色っぽくて…
ついてしまったため息に、声がのる。
『…はぁぁっ』
ちらりと私の顔を見た京治さん。
私の脚の間に腹這いに寝そべると、
反対側の指も入れて大きく開き、
顔を近付けてくる。
…触れるか触れないかの距離で
じっと見つめられる、この羞恥心。
気が狂いそう…
『小春、ヒクヒクしてるよ…
欲しくて欲しくてたまらない、っていってる。』
ピチャッ。
冷たい舌が音をたてて、
ゆっくりと舐め始める。
指が中でたてている
クチュクチュいう音と
舌が入り口でたてている
ピチャピチャという音。
…私の羞恥心が、崩壊した。
『京治さん、
京治さんが、
他の女性じゃ物足りなくなるくらい、
私を京治さん好みの女にして…』