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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第1章 結婚一番乗り!



そっと、アキの中に俺自身を挿入する。

目をつぶり、
声を押し殺して喘ぐアキの姿がたまらず、
中でさらに大きくなる。

…隣の部屋では、ゆうとが寝ている。
でも。もう。
今さらやめられるわけなくて。

『アキ、ごめん。俺、もう我慢できねぇ。
ちょっとの間、声、我慢してくれ。』

静かな中、響く水音。
その音がアキの耳にも刺激を与えるのか、
中をグイグイしめつけてきて…

やがて、小さな悲鳴とともに
アキの腰が大きく跳ねた。

その姿を見た俺もたまらず、
アキの腹の上に精を吐き出す。

『ごめん。
まさかこんなつもりじゃなかったから、
ゴム、持ってなくて…』

『いいよ…あの…私こそ、ありがと。
こんな幸せ、もうこないかもって思ってた。』

『アキ。改めて言わせてくれ。
俺とつきあってくれないか?
もちろん、ゆうとのことも大事にする。
急に家族になろうなんて言わない。
アキとゆうとと一緒に、
いっぱい楽しい時間を過ごせればそれでいいんだ。』

ちょっとの沈黙のあと、恥ずかしそうに、
意を決したように話し始めたアキ。
…どこか遠い記憶に向かって語りかけるように。

『西谷君、あのね…
私の初恋の人、西谷君なんだ。
西谷君、バレーに夢中だったから
全然、気持ち伝えられないままだったんだけど…
ゆうとって名前も、
西谷君のことを忘れられずにつけたの。
結婚生活、最初から辛いことの方が多くて、
その中で、時々、西谷君のこと、思い出してた。
西谷君と過ごした中学時代が
私の、一番大事な思い出だったんだ。

だから、西谷君の名前の"ゆう"をつけたくて。
"優しい人"って書いて"ゆうと"。
もちろん元ダンナには、
ホントの名前の由来は言ってないけど。
ヒドイよね、私。でも…』

“初恋が実る日がくるから、
辛くてもがんばれって、
あの頃の私に伝えてあげたい“

アキは、そう言って笑ってくれた。

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