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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第17章 ジューンブライド ~クリスタルウェディング~



とても楽しそうな顔の、武田さん。
これからプレゼントを貰う、子供みたいに。

『どこですか?
僕が宝探ししてきてもいいですけど。』

観念する。

『上から二段目の引き出しの中です。』


引き出しを開けたところにある細長い箱。
独り暮らしだから、
特別隠す必要もなく、
鍵もなにもついてない。

『開けますよ?』

…こんな時も、勝手にしないところが
礼儀正しい武田さんらしい。
先生だしね。

…先生。
別に私の先生じゃないのに、
"先生とセックス"という言葉が
頭の中で大きく響く。
なんだ、これ。
背徳感でさらにゾクゾクする。

私、頭、大丈夫?!

『へぇ…
女性用って、初めて見ましたけど…
全然、それっぽい形じゃないんですね。』

武田さんが、マジマジと見ている…
私がアソコにいれるもの、を。
なんだか、すっごく、恥ずかしい。

クリアピンクで、形も、パッと見は
"ソレ"の形には見えない。
男性が女性に使うためのものではなく、
完全に、女性の自分磨き(?!)用のもの。

『はい、どうぞ。』

…手渡されて、戸惑う。
使わないなら、箱に戻して…

『使ってみせて下さい。』

え?
誰が使って、
誰に見せるの?

…すっとぼけてみても、
ここに、女は、私しかいないし、
観客になれるのは、武田さんしかいない…

『うっかり僕以外の男性の名前なんて呼んだら、
オシオキですよ(笑)』

…そんな心配はないですけども…


今日、やっと、身体の関係にたどりつけた
大好きな人の前で?

その目の前で、やるの?

一人遊び…を?



…おかしい。

恥ずかしいはずなのに、
どこか身体の中心が
赤いトロトロした炎にあぶられて
とろけていくような気分。

本当は、私、こうしたかった。
そんな気がしてくる…



『さ、
どうやって僕を求めてくれてたのか、
教えて下さい。
僕はここにいないと思って。』

武田さんの手が、私の割れ目に触れる。

『大丈夫、まだ濡れてますから。さぁ。』

やる…しかないよね…



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