第17章 ジューンブライド ~クリスタルウェディング~
『少し、休みますか?』
…優しい武田さんに戻ってる。
『はい…その前に、腕を…』
半強制的に動けなくされていた
シャツの袖から腕を抜いてもらった。
やっと自由になった腕で、
一番やりたかったこと…
武田さんの首筋に抱きつく。
『私だけイッちゃって…ごめんなさい』
チラリと武田さんの下半身を見ると、
ズボンの前はパンパンに持ち上がっている。
触ろう、と、伸ばした手を捕まれた。
『勝手はダメだって言いましたよね?
僕のココに今日、最初に触れるのは、
アキさんの手じゃなくて…』
武田さんの親指で、私の唇を
フルフルと撫でられる。
『ここですからね。』
…フェラ、ってこと?
『そのためにも、水分補給しておきましょう。』
冷たい麦茶を持ってきてくれる。
『ありがとうございます。』
コップを手に取ろうとすると、
『これは、僕が飲むんです。』
香ばしい茶色が、武田さんの口へ。
そして、そのまま、
『…ん、ンンンッ…』
口移しに、私の口へ。
…休憩中、というか、
これもプレイの一部?!
でも、好きっていう気持ちは不思議だ。
されること一つ一つで…私の体が疼く。
全身全霊で愛されてる。
他の人には見せない姿を見てる。
そう思えることが、幸せでたまらない。
…早く、舐めさせて…
後で私の中に迎えるぺニスを、
早く、見たい。愛したい。
私の割れ目に口をつけてくれた分、
私からも、お返しさせてもらいたい。
『そんなに、欲しいんですか?』
…あまりに私がジッと見ていたからか、
武田さんが言う。
『体は、もう大丈夫かな…無理してないですか?』
あ。
優しくて甘い、SugarのS、になってる。
『大丈夫です。お願い、私にも、舐めさせて…』
ベッドから降り、股間の前に膝まづいて
ズボンもパンツも一気に下ろす。
目の前に現れたぺニス。
今まで、これを想像しながら
何度か一人遊びしてきたけど…
その時の想像より…
少なくとも私が持ってるバイブより、
ずっと太い。
…あぁ、これ、挿れたら、どうなる?
もう、考えただけで頭に血がのぼる。
上から武田さんに見下ろされながら、
私は両手でソレを手に取り、そっと口づけた。