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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第4章 夢の国ウェディング




夕食を食べたホテルのレストランでは
キャラクター達がアキちゃんの誕生日を
お祝いしてくれた。
少しアルコールも入り、
ピンク色のほっぺたのアキちゃん。

なんだろ、
眩しくてキラキラして見えるよ…
俺もついに、魔法の国の住人に
なっちまったのだろうか?


『あぁ、夢みたいに幸せな誕生日!
龍君、ありがとう♥』

部屋に戻ったアキちゃんは
そう言ってくれた。

『俺もすっげー楽しかった!』

『あ、今日買った色違いのTシャツ、
明日、着ようね。
サイズ、大丈夫かな?
ね、ちょっと着てみようよ。』

『あ、あぁ、そ、そうだな。
その前に俺、汗流したいな~。
せっかくのお揃いだし、
さ、さっぱりしてから着てみよーぜ。
んじゃ、俺、先に
シャワー、使わせてもらうわー。』


…わざとらしかったか?
いや、今さらそんなこと。

熱いシャワーを頭から浴びながら
自分の両頬を
バチンと叩いて気合いをいれる。

『無理せず丁寧に。やさしく。すぐ寝ない…』

ノヤっさんのアドバイスを復唱して
覚悟を決める。



俺の後にシャワーを浴びたアキちゃんは
備え付けのバスローブを着ていた。

その姿は
…こう言っちゃ何だが…
まさにグラビアアイドル並みの破壊力。

つい、生唾をのんでしまった俺。

『あ、あの…』

お互い、同じタイミングで口走る。

『何?』

『あ、龍くんから話して…』

目をあわせるのが恥ずかしい。
思わず抱き締める。
とても、面と向かって言えないから。

『アキちゃん、俺、アキちゃんに、触りたい。』
『龍君、わたしね、その…初めてなの。』


どぎゃ~~~~~~~~~~~~~ん!
いいのだろうか、いいのだろうか、
"初めて"
もらっちゃって、いいのだろうか?!


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