第4章 夢の国ウェディング
『アキちゃん、その…いいの?』
『うん。龍君が、いい。』
たまんねぇ。
血が沸き立ってるみたいに体が熱い。
ベッドがキティちゃんの形ってことなんか、
もう、全く気にならない。
よし、
と、とにかく、キスからだ。
両手でピンク色の頬を挟み、
軽く唇をあわす。
目をつぶっているアキちゃんは
マンガのヒロインみたいだ。
角度を変えながら何度も唇をあわせ、
そして最後にペロッと舐める。
『アキちゃん、おいしい。』
目を開いて照れくさそうに笑うアキちゃんを
そのままベットに運んだ。