第15章 100回目のプロポーズ
『お前、ホントに誰にも抱かれてねーの?
うますぎて、アヤシイ。』
…自分の口元を手の甲で拭う仕草も、
相当、イヤラシイ…
『ホントだって。
でも、興味はあったから、
ちょっとだけ、勉強は、した。』
『勉強?』
『そういうシーンがある映画とか動画とか。』
…好奇心旺盛なアキらしい答えだ。
そんなことを言われると、
さらにイジメたくなるじゃねーか…
『そういうの見ながら、自分でシたんだろ?』
『自分で?』
『自分でいじって、
気持ちよくなったりしたか、って聞いてんだよ。』
『それがさ…』
ため息をつくアキ。
…どうした?
『なんか、罪悪感があって。
トビオのこと考えながら、
許可なく勝手にそういうことするの、
悪いかな、って。』
許可?
いらねーし。
ホント、面白いヤツだよな!
『じゃ、許可してやる。
離れてる間、寂しくなったら、
俺のこと考えながら、自分で、やれ。』
『許可、出たね(笑)』
『あぁ、許可したから、遠慮すんな(笑)』
…あ、アホな話してる間に、俺のが萎えてる…
もう一度、火をつけさせよう。
『よし、アキ、そんじゃ、練習しろ。』
アキは絵かきだから、視覚の感覚が鋭い。
だから…
『あっち、見てみろよ。』
アキをベッドから見える
大きな鏡に向かって座らせ、
後ろから俺が抱く。
そのまま、両脚を大きく広げさせ、
俺が胸を揉みしだきながら、
アキの指を割れ目にもっていった。
『アキ、俺に見られながら
自分で指、いれて、いってみせろ。』
…最初は何かグズグズ言ってたけど、
『じゃ、このまま俺が指、入れるぞ。』
というと、
『自分でやる。れ、練習、だからね。』
と、自分の指を沈めて動かし始めた。
『気持ちのいいとこ、探してみろよ。』
『…ん…ぁ、ここ、キモチイイ…』
『どこだ?俺にも教えろ。』
俺も、指を沈める。
『んぁ、ヤバイ、良すぎる…ぁぁ…』
…鏡の中で喘ぐアキの姿を見ると、
あっという間に、俺自身も復活してきて…
『んぁっ、ダメ、イク…』
自分の指で達して
息を荒げているアキを押し倒し、
すぐに俺自身を挿入した。
『トビオ、あたし、イッたばっかり…』
『だから、俺も、イカせろ…』