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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第4章 夢の国ウェディング



どうする?
どうする??
どうする???

と、あれこれ相談した結果、
ノヤの嫁さん
…(以下、ノヤ嫁と呼ばせてもらうな。)の
意見により、
俺も手紙を書くことにした。

『っても、俺、
かわいい紙とか持ってねーんだけど。』

『むしろ、龍くんが
ブリブリの便箋で手紙書いてきたら、
私だったらドン引きするな。
最初はあんまり
下心が見えない方がいいと思うし。』

『ちょっと待て!龍、下心があんのか?!』

『し、下心?そ、そんなもん、まだあるか!
第一、名前も知らねーんだぞ。』

『てことは、名前を知ったら次は下心か?!』

『…ね、そう言う三流漫才は、
あとにしてくれるかな?』


~とまぁ、大騒ぎしながらも、
ノヤ嫁のアドバイスに従い、
俺は、
会社のロゴ入りの業務用メモ帳に手紙を書いた。


“手紙、ありがとうございます。
何かお役にたてることがあれば連絡下さい。
阿川急便 田中 龍之介“

これに、
携帯番号とメルアドをつけて。


『これなら、
もしラブレターじゃなかったとしても
業務連絡っぽくも見えるから、
自意識過剰な勘違いヤローには
思われないよ、きっと。』

…ノヤ嫁の言葉の中に、
少々気になるワードはあるが…

ま、確かにその通りだな。


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