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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第14章 祝福の拍手




こんな、絵に描いたような理想の人が
本当に、世の中にいるんだな、って
そう思いました。

思ったんですケド。

それだけ遠い人だってことも
すぐ、わかりました。

だって、みんなのアイドルですよ。

ツッキーくらいかっこよくて
バレーもうまくて、
頭もよければ可能性もあるだろうけど。

俺じゃ、
『その他大勢』にランクインするのも
やっとだろ…

わかってる。
わかってるから、
せめて、チームのメンバーとして
覚えてもらえたら嬉しい、と思って、
帰省してる間、
週二回の練習に、ずっと通いました。

『山口君、次、いつ、帰省するの?
また練習においでよ』って
声かけてもらえたら嬉しいな、
…って思って。

でも、
今回の帰省ではそこまで仲良くなれなかった。

次、だな、次。


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