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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第13章 嫁ぎの紅(べに)




『あの…お布団、敷いてあるみたいだから、
あっち、行こうよ、ね。』

…いきなりリビングでってのは、さすがに…

こうなったらもう、
おかーさんのおせっかい、
活用させてもらうから!

手を繋いで、
廊下を歩く。

なんて想定外の1日なんだろう。

半日前までは
好きかどうか考えたこともなかったのに

今、私たち、
…エッチに向かって進んでます(〃ω〃)…

客間のふすまを開ける。

…お、おかーさん?…

二人で顔を見合わせて、
笑ってしまった。

じゃりらーん、と、
効果音でもなりそうなくらい堂々と
六畳間の真ん中に布団が1組。

枕は、右端に寄せて1つだけ。

同じ布団に寝て、
私は日向君の腕枕…っていう前提らしい。

田舎のラブホテルじゃあるまいし。
(↑あくまでイメージ。)
あまりのベタさにびっくりするわ!

『もうっ。これって、母親のすること?』

『律子さんって、ほんっと、面白いね!』

『ちょっとオープンすぎるって!』

『きっと、お父さんとも仲良かったんだろうね。』

『私はあんまり覚えてないけど、
そうだったみたい。』

『俺たちも、』

…日向君の両腕が、私を包む。

『同じくらい、仲良くなりたいね。』

また、優しいキスがふってきた…

そのまま、布団に潜り込む。

は、はい、
家族を始め、皆様のご声援により、

ご期待通り?!
日向君と私、

初めての夜、です(//∇//)


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