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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第13章 嫁ぎの紅(べに)


…訂正します、
"少し"じゃなくて
"結構"酔ってたみたいです…

二次会行って、
縁下君のバレー部時代の仲間の人たちと
盛り上がってさらに飲んで…

気分がよくて笑いが止まらないくらい
フラフラになった私を、
誰かが家まで
送り届けてくれたようなのです…


家について、

玄関まで出てきたおかーさんが、

『まぁまぁ、この子は…』って言いながら
見下ろしてる顔と、

『わざわざすみません…あら?まぁ!
ちょっと、もしかしてっ?!』
…とかって騒いでるあたりまでは

うっすら覚えてるんですが、

すみません、
ここから先、私の記憶、しばらくないです…


これが、私と日向君の出会い。

いきなり、全力で酔っ払いですからね。
いきなり、家も母も教えてますからね。

もう、何の気兼ねもありゃしない、
ってもんです、はい。

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