第12章 1年後のガーデンパーティー
ゆっくりと
俺のペニスの先端から
まとわりついてくる
熱いヒダ。
…うぁ、キツイ…
俺はたまんなく気持ちいい…
けど、雪乃は?
そっと表情を盗み見る。
…あぁ、びっくりだ。
こんな雪乃の顔を見たことがない。
"心をほどく"という言葉がピッタリの、
穏やかで満ち足りた表情。
そうだよな。
雪乃は、ただの経験不足の女の子じゃない。
これまで、
寂しさも悲しみも孤独も、
全部ひとりで抱えてきた。
自分に足りないものを
きっと誰より知っている。
俺の愛しい気持ちが
雪乃の心の隙間を
ちゃんと埋めていることがわかって
俺も、たまらなく幸せになる。
今日まで…待っててよかった。